16、経絡学説とは、導引養生功は経絡学説を基礎とする

2023年3月11日

古代中医は、経絡が人体内気血を運行通路だと思う。

経は経路の意味で、縦行の幹線です;絡はら網の意味で、経の枝です、如羅あみ維絡、至る所に至る。だから経絡は体の表と裏上と下、臓腑器官をつなぐ独特なシステムです。

もし経絡が遮断され、気滯血淤、また気血不和なったら、百病はここから生まれる。だから《霊枢.経別篇》は言う:“夫十二経脈者,人之所以生,病之所以成,人之所以治,病之所以起,学之所治,工之所止也。”《霊枢.経脈篇》は言う“経脈者所以决生死,处百病,調虚实,不可不通。“

経絡は体の中で臓器とつながっていて、体表では肢節皮肉と関係がある、人身気血の運行道路ため、だから、臓器の病気であれ、気血の病気であれ、経絡に沿って体表に反映できるそして、体表を通じて経絡を疎通し、気血をスムーズにし、臓腑疾病も治療できます。これは古代中医が言った:”経絡所過、主治所及、臓腑所属、主治所為。”

鍼灸医師は鍼と灸を通じて、患者さんに経絡を疎通してあげます、これは“鍼灸帰経”と言い;中医師は病気を診って、漢方薬を通じて、患者さんに経絡を疎通してあげて、これは“薬物帰経”と言い;そして、導引養生功は経絡に沿って、体を動かし、経絡を沿って、ツボを取り、指で針の代わり、それらを通じって、経絡を疎通する、これは”練功帰経”と言い。

導引養生功の各セートの功法、それぞれの動作、更に各拍子、全部は経脈に関する方向の法則と起点止点によって、各経絡を疎通する需要によって編成されます、したがって、様々な病気を別々に治療して顕著な治療効果を得るのも必然です。

 

選自導引養生功祖師張広徳先生の《導引養生学》

(大旨訳 訳者:中尾晶)

 

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中国大連の出身。旧姓王晶、1993年来日、2000年帰化。 熊本県熊本市北区住み、太極拳と気功を教え16年の月日が経ちました、導引養生功祖師張広徳先生の入門弟子になり、先生と張健先生から直接お教えを受けました。大連と北京での国際武術太極拳大会を4回参加し、国際導引養生功大会を2回参加しました。 現在地元の公民館で活動をしております。